こんにちは、歯科衛生士こりょです。
今回は、仕上げ用歯ブラシについてです。この記事は、仕上げはみがきについてお伝えします。よりママたちが上手に仕上げ磨きに取り組んでいただくために、やってみて欲しい事をまとめました。最後まで読んで仕上げ磨きのプロに変身してくださいね😄
道具を見直すべし
まずは、使ってる歯ブラシの見直しを行ってみましょう。
毛は開いていませんか?毛は硬くないですか?子供がは仕上げ磨きする時「痛い」と言いませんか?どうでしょう。どれか当てはまった場合は変えましょう。そもそも、子供が嫌がったり、汚れの落としにくい歯ブラシを使ってもいい結果は出ません。
では、どんな歯ブラシがいいでしょう。3つ挙げますね。
・毛は開いてなく
・硬いと感じない(腕の柔らかい部分をこすっても痛くない歯ブラシがいいです。)
・お子様のお口に対して大きくない。
おすすめは、歯科医院で販売されてるタフトの歯ブラシ。毛の持ちもいいのでコスパ良し。痛くない歯ブラシです。年齢に合わせているので使いやすいよ。
↓6歳から12歳用の歯ブラシだよ。
↓始めて歯ブラシを使うお子様におすすめです。
仕上げ磨き用もあるのでその方が磨きやすいです。持ち手が少し長くできてるのでママが持ちやすいです。
痛いとさせない仕上げ磨き。慣れてもらおう痛くない歯みがき。
お子様の歯みがき嫌がることで悩んでいるママいませんか?
子供って素直すぎる怪獣さんです。嫌なものは、嫌です。痛いとやりたくない。泣いたら途中で終わるって知ってます。幼ければ幼いほど、生活の学習能力も高いです。(自分が嫌がれば、仕上げ磨きを許されると学習すると大変です。)歯磨きを嫌がるのは、当たり前なんです。そこで、ママが負けてしまったら、ずーっと歯みがきを嫌がるお子様になってしまいます。ママ頑張ってね😊
歯ブラシを開いてないものを使う
抑えてる力加減を強くしすぎない。
ママは、笑顔で『楽しいね』『綺麗になってるよ』『虫歯菌をやっつけよう』などの声掛けお子さんが不安にならないようにする。
終わった後は、よく褒めて頭なでなで。(スキンシップ大切です)
↑のことを取り入れると、だんだんと慣れてきます。成功体験を積み重ねていきましょう。
あばれている時も痛くないようにしてくださいね。メリハリが大切で、動画や音楽をかけてる間は歯磨きしよう?とお子様に事前に伝えて、了承をもらいながらトライしてください。いい結果になりますよ。
お子様用歯ブラシと仕上げ磨き歯ブラシの2本持ち
お子様が歯みがきに興味が出てくると、自分歯みがきを教えるチャンスです。ぜひ、お子様に歯みがきする習慣づけをしていってくださいね。
ただ、お子様がみがくと歯ブラシを噛んでしまいます。一回の歯磨きで、歯ブラシはバサバサと開いた状態に…。そんなことも多いと思います。
毛の開いた歯ブラシでは、汚れを落とす効率4割から6割も落ちてしまいます。
そこで、提案です。子供の本人用の歯ブラシと仕上げ用の歯ブラシを分けましょう。2本を使い分けるという事。そうすることで、歯ブラシの開きも気にならなくなってくると思います。
どんな風にみがくといいの?
歯みがきするときのブラッシング圧は、150gから200gといわれてます。
測りを使って調べてもいいのですが、簡単な方法を教えますね。歯ブラシを弱目に動かして音が出ない所からだんだん強く動かして、『しゃかしゃか』となり始めたくらいの歯磨き圧です。やってみて確認してくださいね。
いよいよ歯みがき。上の歯と下の歯は別々で磨きます。そして、順番を決めてみがくといいですよ。歯ブラシが歯に当たりこすることで、歯についたプラーク(細菌)は落ちます。軽く触っただけ、歯ブラシが当たってないと落ちません。順番を決めてみがくことで歯ブラシの当たり忘れる事がなくなります。
年齢によってプラークがつきやすい場所かありますので、そこは、念入りに仕上げ磨きするといいですよ。歯と歯の間に関しては、デンタルフロスがおすすめです。毎日使ってくださいね。
幼いお子様は、デンタルフロスをお口に入れる所から始めてくださいね。機嫌のいい時にお口に入れてみてくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか?最後にまとめますね。
- 歯みがきを用意。上の歯、下の歯は別々で磨きます。
- 歯ブラシは、順序を決めて一筆書きの感じで動かしていく。
- 虫歯になりやすい場所は、念入りにブラシ当てて磨く
- 歯と歯の間は、デンタルフロスを使う。
デンタルフロスは、歯みがきの前にしてもOKです😊小刻みに動かしながら歯みがきしてみましょう。
ポイントを押さえて、やってみてくださいね。
さらに歯みがきのプロを目指すには、歯垢染め出し液がおすすめです。なかなか、家だと汚れがどこについてるかわからないです。うがいができる子供なら簡単に使えるので、ぜひ使ってみてね。
特に自分磨きの始めたお子様には、汚れのついた所がピンク色に染まるので、『ピンク色落としてね』と声掛けして行うと楽しく歯磨きができるかもしれませんね。
参考になれば、幸いです。